ゴッホの作品
ゴッホとは
フィンセント・ファン・ゴッホ(Vincent van Gogh)
1853年~1890年
オランダ生まれ/主な活動はフランス
現在ではゴッホと言えば知らない人はいませんが、生きている間に売れた絵は1枚だけです。そのため生活費のほとんどを弟テオに援助してもらっていました。
ゴッホとひまわり
ゴッホといえば「ひまわり」が有名ですが、実はひまわりの絵は12枚あります。
ゴッホは南フランスのアルル地方に画家仲間を集めて、みんなで創作活動に打ち込みたいと考えていました。
34才のとき、仲間達に手紙を送ったゴッホは先にアルルに行き「黄色い家」でみんなを待っていましたが、来てくれたのはゴーギャンだけでした。
12枚のひまわりは、画家仲間を集めていっしょに創作活動に打ち込むために用意したアルルの黄色い家に飾るために描かれたとも言われています。
そして、ゴッホがアルルで一人、仲間達を待っていた頃に描かれたのが「ファン・ゴッホの寝室」という作品です。
一人暮らしの部屋に置かれた2つめのイスから、ゴーギャンの到着を待ちわびるゴッホの心情が伝わってくるようですね。
ゴッホと浮世絵
ゴッホは日本の「浮世絵」からも影響を受けています。
影が描かれていない浮世絵を見て「浮世絵が描かれた日本という国は、影ができないくらい日の光に満ちた明るい国なんだ」と考え、彼の画風に影響を与えました。
ゴッホの主な作品
15本のひまわり(vase_with_15_sunflowers)
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制作:1888年
縦横:93×73cm
所蔵:ロンドン、ナショナルギャラリー
12本のひまわり(vase_with_12_sunflowers)
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制作:1888年
縦横:91×72cm
所蔵:ミュンヘン、ノイエ・ピナコテーク
5本のひまわり(vase_with_5_sunflowers)
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制作:1888年
縦横:98x69cm
所蔵:第二次世界大戦により焼失
3本のひまわり(vase_with_3_sunflowers)
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制作:1888年
縦横:73x58cm
所蔵:アメリカ、個人蔵
包帯をした自画像(self_portrait_with_bandaged_ear)
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制作:1888年
夜のカフェテラス(cafe_terrace_at_night)
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制作:1888年
縦横:80×65cm
所蔵:クレラー・ミュラー美術館
黄色と青の鮮やかな対比が印象的な作品。ゴッホの絵にはこの「黄色と青の対比」がよく出てきます。
ファン・ゴッホの寝室(bedroom_arles)
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制作:1889年
縦横:57.5×74cm
所蔵:オルセー美術館
「ファン・ゴッホの寝室」または「ゴッホの寝室」、「アルルの寝室」と呼ばれることもあります。
同名の作品が3点あり、全て1888-1889年に描かれています。写真は1889年に描かれた3枚目の作品。1枚目はゴッホ美術館、2枚目はシカゴ美術研究所、3枚目はオルセー美術館に所蔵されています。
星月夜(starry_night)
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制作:1889年
縦横:73×92cm
所蔵:ニューヨーク、近代美術館
カラスのいる麦畑(wheat_field_with_crows)
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制作:1890年
縦横:50×103cm
所蔵:ゴッホ美術館
参考文献・おすすめの本
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