大人のぬり絵におすすめの色鉛筆【4選】
大人のぬり絵は色鉛筆でぬる事が多いですが、色鉛筆は製品により、発色や使い心地がまったく異なります。
色鉛筆というと芯が固くて色の薄いイメージかもしれませんが、それは小学生の頃に使っていた「文具としての色鉛筆」です。
子ども向けの色鉛筆は、簡単に芯が折れず長持ちするように、芯が固めに作られています。その分、濃い色を出すのは難しいです。
大人のぬり絵におすすめの色鉛筆は、プロも使う「画材としての色鉛筆」です。
芯が柔らかく、ぬり心地もなめらかで、気持ちよく色をぬることができます。
発色がよく、混色ができたり、色があせにくく長持ちしたり、価格は上がりますがそれ以上のメリットがたくさんあります。
もしこれまで一般的な色鉛筆を使っていたなら、色鉛筆を変えるだけで、大人のぬり絵の仕上がりが数段レベルアップします。
それでは、大人のぬり絵におすすめの色鉛筆を紹介していきましょう!
ポリクロモス色鉛筆(ファーバーカステル)
趣味~プロまで使える、色鉛筆の世界で定番の一番人気はファーバーカステル社の「ポリクロモス色鉛筆」です。
多くの大人のぬり絵の本や、色鉛筆のレッスン本で紹介されているほど、誰にでもおすすめできるバランスの良い色鉛筆です。
できれば60色セット以上が安心です。単色でも買えるので、36色にして足りない色を単色で買い足すのもいいでしょう。
カリスマカラー色鉛筆(サンフォード)
カリスマカラーは芯がとても柔らかく、濃い色をぬりやすい色鉛筆です。
その発色のよさから、リアル色鉛筆(動物や植物、金属などをリアルに描く画風)のアーティストに好まれる色鉛筆です。
色が濃い分、使い方に慣れていないと人工的で不自然な色合いになることがあるので、自然な発色のポリクロモスと好みが分かれるところです。
プリズマカラー色鉛筆(サンフォード)
プリズマカラーはカリスマカラーと同じサンフォード社の色鉛筆です。
実はカリスマカラーは何度か管理会社が変わっており、プリズマカラーはカリスマカラーの旧ブランド名になります。
旧タイプとはいえ、発色の良い芯は同じものが使われており、カリスマカラー(全72色)よりプリズマカラー(全150色)の方が色数が多く、価格もリーズナブルなことから人気のある色鉛筆です。
要注意なのは、芯が割れていたり軸が欠けていたりと、当たりはずれをたまに聞くので、お得な分、多少のはずれを許容できる方にだけおすすめしています。
ユニカラー色鉛筆(三菱鉛筆)
ユニカラーは安心の国産色鉛筆です。
海外の色鉛筆は色のラインナップが日本人の感覚と合わないところがあり、特に色数の少ないセットの場合に好みの色が入ってなかったりします。
その点、国産のユニカラーは馴染みのある色が多く使いやすいです。
ポリクロミスやカリスマカラーほどの発色の良さはありませんが、比較的リーズナブルに100色揃えることができるのは魅力です。
参考文献・おすすめの本
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