パステルアートの画材と講座で使う道具
私が普段使っているパステルアートを描くための画材と、講座で使っている道具を紹介します。
基本的にパステルシャインアートの画材ですが、パステル和アートやその他のパステルアートでも、画材はほとんど同じです。
パステルアートの画材は画材屋さんで買うことができますが、ネットの方が安くて早いため、私はいつもAmazonで購入しています。
※各画材にAmazonと楽天市場への商品リンクを貼ってあるので、商品情報はリンク先でご確認くださいね!全体的にAmazonの方が安くて種類も豊富です。
画材はAmazonプライムで送料無料になるものを優先的に紹介しています。
目次
*はじめに*
講座を受講される方へ
私のパステル教室では、体験講座や1日の講座の場合は画材は無料でお貸ししています。
3日間のインストラクター養成講座を受講する場合は、画材は各自でお願いしておりますので、こちらのページを参考にご用意ください。
購入前に画材のことをもっと知りたい方は、気軽に体験講座にご参加くださいね^^
まずは一覧でご紹介します。
詳しくは下記をご覧ください。
ご用意いただきたい画材
・カレーパステル 48色セット
・ネリ消しゴム
・ぼかし網(100円ショップでもOK)
・A4サイズのカッティングマット(100円ショップでもOK)
・化粧用コットン(100円ショップでOK)
・色えんぴつ(お持ちの物でOK)
・ぺん修正液(ぺんてる極細がおすすめ)
・セロテープ(15mm幅)
・鉛筆
・消しゴム
・カッターナイフ
・アクリル定規(20~30cm)
※私の講座では画用紙・コピー用紙・フィキサチーフはこちらでご用意致します。
あると便利な道具
・ペン型 ホルダー消しゴム
・字消し板(ステッドラー)
・綿棒
※これらも講座中はお貸しできます。
(参考) PSA 画材セット
受講生の方には、パステルシャインアート協会の画材セット(送料込13,750円)もございます。ご希望の方はお問い合わせください。
ケースやアートフレームが付いている分、少し高価ですが、定価で買うよりは安くて簡単に必要な道具を揃えることができます。
それではここから、パステルアートの画材について詳しく紹介していきましょう!
パステル(カレーパステル48色)
パステルアートでは、ハードパステルやソフトパステルを削って粉にして描きます。
パステルシャインアートをはじめ、多くのパステルアートで使われているのが、ハードパステルの「カレーパステル 48色セット」です。
ハードパステルを粉にして指やコットンで伸ばしながら描くことで、自然な光や美しいグラデーションを表現することができます。
24色セットをお持ちの場合
カレーパステル48色セットは、
24色セットAと24色セットBがセットになった商品です。
どちらかをお持ちの場合は、残りの方を買い足すことで48色セットと同じ内容になります。
ネリ消しゴム
ネリ消しゴムはパステルアートには欠かせない画材のひとつ。ぼかしを入れたり、光や風を表現するのに必要です。
ネリ消しゴムにもいろいろと種類があり、練ったときの柔らかさや消し味がちがいますが、初心者におすすめなのが、程よい硬さで扱いやすいヌーベルイレーザーです。
Amazonは3個入り、楽天市場は1個から購入できます。
ネリ消しゴムのような小さな商品は、メール便やネコポスが使える楽天市場の方が配送料を安く抑えることができます。AmazonはAmazonプライムに入会していれば送料無料で買えます。
ぼかし網(削り網)
ぼかし網は本来、水彩画で使用する画材ですが、パステルアートではパステルを削って粉状にするのに使います。カッターで削ることもできますが、ぼかし網の方が安全に手早く削ることができます。
オンラインストアでは黄緑色のぼかし網をよく見かけますが、網が太くてパステルを削るのには不向きです。パステルアートではこちらの青色のぼかし網の方が、網が細くて使いやすくおすすめです!
ただ、このぼかし網、なぜかどのストアでも送料の設定が高いんですよね…。ぼかし網は100円ショップで買えるあるモノで代用できるので、最近はそちらを使うことが多いです。
画用紙(サンフラワーM画16切)
画用紙は表面がツルツルしたものやザラザラしたものなど、質感にちがいがあるので、描きたい絵に合わせた紙を選びましょう。
パステルシャインアートではミューズ社の『サンフラワーM画』という、表面に少しざらつきのある画用紙をよく使います。
サンフラワーM画は、ほどよい厚みで質感もよく、パステルののりもいい感じ♪
コットンとの相性もよく、紙のザラザラのおかげで色をぬるだけで絵に表情が出るのが特徴です。
画用紙のサイズは、15cm×15cmの作品を描くパステルアートでは、16切やA4・B5サイズが使いやすいのですが、最近のオンラインストアでは8切や4切しか見かけなくなりました。
私は大きな作品を描くこともあるので『サンフラワーM画の8切』を購入し、16切が必要なときは半分に切って使っています。
サンフラワーの種類とサイズ
サンフラワーには紙の厚さの違いで「A画(厚口)」と「M画(特厚口)」の二種類の画用紙があり、パステルアートでは少し厚みのあるM画がおすすめです!
画用紙のサイズでよくある「四つ切(4切)」や「八つ切(8切)」とは、元の大きさの紙を4つや8つに切った大きさのことです。
画用紙をB4やA4のように固定のサイズに切り分けると、切り捨ての端切れができてしまいます。
「四つ切」や「八つ切」なら紙をムダなく使えるメリットがある一方、紙の種類により元の大きさが違うため、切り分けたサイズが異なるというデメリットもあります。
サンフラワーM画用紙の場合
・8切=271×382mm(近いサイズはB4=257×364mm)
・16切=197×272mm(近いサイズはA4=210×297mm、B5=182×257mm)
です。
参考:ミューズ ザ・スケッチ
他のパステルアート、特に指で描くタイプのパステルアートでは「ミューズ ザ・スケッチ B5サイズ」がよく使われます。
ミューズ ザ・スケッチは紙のきめが細かく、なめらかで透明感のある作品に向いています。B5サイズの他に、A4、B4など、ラインナップが豊富で手に入れやすいのもメリットです。
フィキサチーフ
フィキサチーフとは、パステルの粉を画用紙に定着させるスプレーです。
重ね塗りするときに先の色と混ざらないようにスプレーしたり、完成した作品を保護するために使います。
コットンでやさしく描くパステルシャインアートではあまり使いませんが、指で描いたり、厚塗りした時は仕上げにスプレーしておくと色移りを防ぐことができます。
フィキサチーフの多くは独特の鼻をつくにおいがあるのですが、このターレンス パステルフィキサはほんのりあまい香りなのでおすすめです。
100mlは小さくて持ち運びに便利な一方、なくなるのも早いので、私は220mlを使っています。
カッティングマット(A4)
カッティングマットはカッターナイフで型紙を切ったり、パステルで机を汚さないための下敷きとして使います。
100円ショップでも買えますが、100円の物はカッターナイフを使うとすぐに傷が入ってしまいます。
パステルシャインアートの画材セットにも入っている、こちらのウチダきりっこは丈夫で傷がつきにくい優れもの。数百円の値打ちはありますよ!ピンクの他にグリーン、ブルーもあります。
画用紙をすっぽりのせられるA4サイズのものをご用意ください。
色えんぴつ
やさしいタッチのパステルアートに、色えんぴつでアクセントを入れると作品がぐっとひきしまります。
特に水彩色えんぴつは、普通の色えんぴつよりワックス成分が少ないため、てかりが少なくパステルと合わせやすい画材です。
色えんぴつもパステルと合わせて30色以上のセットがおすすめです。
字消し板(ステッドラー)
字消し版は小さな丸や四角のテンプレートで、ネリ消しといっしょに使います。
パステルで色をぬったところに字消し板をあて、小さな丸を消すことで、星や光のでき上がり!
パステルアートのキラキラ感がアップします☆
ステッドラーの字消し板はステンレス製なので、うすくて丈夫で長持ち。携帯にも便利でファンの多い製品です。
修正ペン(ぺんてる極細)
修正ペンは、パステルアートにハイライトを入れたり、白い文字を描くるのに使います。
100円ショップでも買えますが、液のうすい製品が多いので注意してください。
ぺんてるの極細修正ペンが、液が濃く、細い部分もぬりやすいのでおすすめです!
ペン型消しゴム
ペン型の消しゴムは、細かい部分を消すのに重宝します。私は普段はモノノック3.8(写真左)、より細かい部分を消す時はモノゼロ丸型(写真右)を使っています。
セロテープ(15mm幅)
セロハンテープは枠に貼ってマスキングしたり、型紙を固定するのに使います。パステルシャインアートではニチバンの天然素材のセロテープを推奨しています。必ず15mm幅のものをご用意ください。
その他の小物・文具
化粧用コットン
パステルシャインアートでは必ず必要です。100円ショップのものでOKですが、製品によって描き心地がちがうので、いろいろ試してみてください。私はセリアのコットンがお気に入りです。
コピー用紙(A4)
パステルを削るパレットとして使います。裏紙でもOKです。
綿棒
コットンでは描けない細かいところは綿棒を使います。赤ちゃん用のベビー綿棒が細くておすすめです。
鉛筆
画用紙に枠取りをしたり、型紙やサインを書くのに使います。
消しゴム
ネリ消しよりもしっかりと消したいときは普通の消しゴムを使います。広い部分は四角い消しゴム、狭い部分は先に紹介したペン型ホルダー消しゴムがあると便利です。
カッターナイフ
パステルを削ったり、型紙を切るのに使います。
アクリル定規(20~30cm)
線を引いたり、画用紙を切るときに使います。透明の定規がおすすめです。
画材は以上です。
パステルアートの描き方がわかるガイドブックはこちらのページで紹介しています。
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