好きな色と嫌いな色

あなたの好きな色と嫌いな色を、色とかんたんな形で表現してください

好きな色と嫌いな色、それぞれのイメージを色と形で表現するワークショップです。形がむずかしそうなら、色だけでもOKです。

好きと嫌い。
はっきりとした描きやすいテーマなので、導入のワークに向いています。描き終わった後で、なぜその色なのかを聞いてみましょう。言葉では直接言いにくい「好き、嫌い」という感情も、色を通すことで話しやすくなります。

好きな色と嫌いな色は、1枚の紙に両方描いてもいいですし、好きと嫌いで2枚の紙に分けてもいいでしょう。私は参加者に選んでもらいます。

他のワークへの応用

このワークで出てきた好きな色と嫌いな色は、他のワークと関連付けることができます。例えば、嫌いな色が、職場の○○さんの色と同じだったら、もしかするとその方に良いイメージを持っていないのかも…と考えることができます。

好きな色や嫌いな色は、心境や環境、時間の変化によって変わるものです。日を変えて描いてみると、心境の変化が目に見えておもしろいですよ!派生して、今の「好きな色・嫌いな色」と、子どもの頃に「好きだった色・嫌いだった色」を描いてもらうこともできます。

道具
画用紙:1人につき1~2枚
画材:色えんぴつ、クレヨン、パステルなど
人数
2~5人
時間
5~10分

参考文献・おすすめの本

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高橋依子、牧瀬英幹/描画療法のさまざまな実践について、章ごとに1つずつ徹底解説。適応の見極め、導入の手順、描画の解釈などの基本的な進め方、細かい工夫や注意点などを、事例をあげながら具体的・実践的に説明する。